CSRとコンプライアンスの違い:企業のリスク管理の基礎知識

CSRとコンプライアンス

企業が発展していくための考え方として、CSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)という考え方があります。
会社にとって、「コンプライアンス」が法律遵守としてとらえられるのに対して、この「CSR」は、より広義な意味で社会の要請・要求に応えるための考え方として浸透しています。
現実に、CSRの一環として企業が取り組んでいる事業は、環境問題や、雇用創出、コンプライアンス、地域貢献(活性化)、消費者保護、品質の管理などが挙げられます。
企業が存続するには、社会の要求(ニーズ)に応える製品を生み出すだけではなく、その企業に望まれる幅広い要求にも応えていかなければなりません。
いい製品を安く提供していても、環境破壊につながる事業展開や、品質を偽ったり(最近では産地偽装の食品など)をしては、真の意味で社会の要求に応えているとは言えないのです。
社会はいい製品であるのは当然として、環境にやさしく(間接的にも環境破壊につながらない)、安全に使える(食られる)製品を望んでいるからです。
もちろん社会からの要望はそれだけに留まらないのは当然です。
一方で「コンプライアンス」とはあくまで法令遵守であり、それは最低限守らなければならないルールを守りましょう、ということになります。
コンプライアンス(法律遵守)は、CSR(企業の社会的責任)という大きな取組みの一環に過ぎないのです。
CSRに関しては主に大企業が積極的に取組んでおり注目を集めています。

 

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